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イラストレーターでのデータ作成前の設定ポイント

イラストレーターでチラシ・フライヤーを作成する際に、注意するべき初期設定や作成中のポイントをまとめました。

新規ドキュメントを作成時の設定

バージョンによって違いはありますが大体同じです。

細かい設定を確認も含めてするので、[詳細設定]を探して開いてください。

ポイント

  • 裁ち落としはすべて「3mm」
  • カラーモードは「CMYK」(WEB用ならRGB)
  • 基本「デフォルト」でOK

WEBで使うなら「ピクセル」で印刷時の確認をしたいなら「オーバープリント」。あとで【表示】から変える事ができます。

全体として色を少し明るめに作っておく

モニターで見るのと紙や他素材で見るのとでは色の明るさが変わります。

モニターでは明るく見えても、紙に印刷すると少し暗くなるので、はじめから考慮して少し明るめに作っておくとイメージに近い出来上がりになります。

黒の使い方

文字や細い線は「K100%」の一色のみに。

なにかの上にオブジェクトとして配置する場合はリッチブラックにする。

C:40%
M:40%
Y:40%
K:100%

線の使い方

色は「線」に設定する。

「塗り」に設定しても印刷されません。

太さは「0.3pt(0.1mm)」以上に設定する。

これ以下だと正しく印刷されません。

ドキュメント設定

出力時、白のオーバープリントは破棄して良い。

保存時の設定

Illustratorオプション設定

新規でイラストレーター形式(.ai)で保存しようするとIllustratorオプション設定が開くので、以下を参考に決めてください。

PDFの互換ファイルを作成

これは必ずチェックを入れる。

PDFで確認できるようにするための処置です。

ICCプロファイルは基本いらない

業者から指定がなければチェックをしない。

知識があるオペレーターが使う可能性もあるが、指定がないならいらない。

圧縮を使用はチェックする

不要な部分を圧縮していくれるので推奨します。

ファイルサイズが大きくなり過ぎると、メール送付のときに容量オーバーになるケースもあります。

またストレージの節約にもなるのでチェックしましょう。

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